佐竹マルチミクス × 旭製作所 ガラス製撹拌装置
ブルーラベルPRO Mixing
目的に応じた
最適な撹拌システムをご提案!
ガラス製反応装置のAGIと撹拌の専門メーカー佐竹マルチミクス社がタッグを組みました。
「この撹拌翼で本当によいのだろうか」
このような課題をお持ちでしたら、ぜひご相談ください。撹拌の目的、内容物の物性に応じた最適なシステムをご提案します。
AGIガラス製反応容器 × SATAKE撹拌機
少量生産機から実生産機まで
二重管ガラス容器サイズは10 Lから最大100 Lまで製作可能です。
※200 Lまで検討可能です。ご相談ください。
バッチプロセスのスケールアップ・スケールダウンのモデルとして
ガラス製容器の底形状は実機と同じ皿型鏡板(10%鏡板)を採用しています。
研究開発のサポートが可能
撹拌技術は佐竹マルチミクス社のノウハウです。
歩留りの改善、生産の高効率化研究など、佐竹マルチミクス社の撹拌技術は研究開発から生産スケールまで、最適なご提案を可能にします。
SATAKEの撹拌翼ラインナップ
名称 | タイプ | Re域 | 特徴 | |
HR100 特許取得 | 高吐出型 プロペラ | 高・中 | ・省エネ・高効率インペラ。 ・液 - 液混合、固 - 液分散、潰れやすく重くない粒子の均一懸濁に適して いる。 ・多段折り曲げ構造で、従来の3枚プロペラより少ない動力で高吐出性能を 発揮できる低剪断型軸流翼。 | |
HS100 特許取得 | タービン型 | 高・中 | ・気 - 液、気 - 固 - 液系撹拌に適している。 ・従来タービン翼と比較して、高いガス吸収性能が得られる。 ・タービン翼としては極めて低い動力数を実現。 | |
HS604 特許取得 意匠登録 | フラット パドル型 | 高・中 | ・固 - 液系及びスラリー撹拌に適している。 ・槽底部に近接して設置するため、液面変動に強く、抜出における粒子濃度の 均一性に優れている。 ・比較的シンプルな構造で、医薬・バイオケミカル・食品関連で使用、評価 されている | |
HS604B 意匠登録 | フラット パドル型 | 高・中 | ・特徴はHS604と同様。 ・後退折り曲げ構造であり、フラットタイプのものと比較して剪断力を抑制 することができる。 | |
MR203 意匠登録 | 特殊 パドル型 | 高・低 | ・軸クリアランス効果による強い吸い込み流とともに、大循環流を生み出す。 ・高粘性液体の混合で付着を嫌う場合や、洗浄性を重要視する場合に適して いる。 | |
MR205 | 特殊 パドル型 | 中・低 | ・二重翼効果をもつ大型広幅翼。 ・高粘性液体、比重差や粘度差のある液体の混合、高濃度スラリーの懸濁に 適している。 | |
MR210 特許取得 | 特殊 パドル型 | 高・中 | ・従来の大型広幅翼と異なる槽底部からの集中した吐出による大循環流を 生み出す。 ・槽底部で内向きの二次流が発生しないため、あらゆる液レベル条件、物性が 変化する条件において、同様な混合作用が得られる。 | |
HR320 特許取得 意匠登録 | パドル型 | 高・中 | ・前進翼、折り曲げ構造の効果により、従来の4枚ピッチドパドルより大幅に 吐出能力を向上させた撹拌翼。 ・液面変動のない高Re域の濃度や温度を均一に維持することに適している。 | |
MR524 特許取得 | リボン・ スクリュー型 | 低 | ・超高粘度域(撹拌Re数1以下)での混合性能を大幅に向上させた、中心軸 なし重ね合わせ撹拌翼。 ・従来のヘリカルリボン翼の「乗り越え+引き伸ばし作用」に「分割+引き 伸ばし作用」を加え、高い混合性能を実現。 |
最適なシステムご提案します
その撹拌翼は本当に適切ですか?
撹拌翼を見直すことで、もっと効率の良い撹拌が可能になるかもしれません。
撹拌について課題をお持ちでしたら、是非ご相談ください。
実験データ
■ Pv一定ガラスビーズ分散比較
対象翼 | |
佐竹マルチミクス製 HS604 | 三枚後退翼 |
実験条件 | |
粒子 | ガラスビーズ |
比重 | 2.5 |
粒径 | 10 ~ 20 μm |
濃度 | 0.5 wt% |
槽径 | Φ240 mm |
容量 | 12.1 L |
母液 | 水 |
・HS604(佐竹マルチミクス社製)
-
Pv = 0.05[kW/m3]
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Pv = 0.25[kW/m3]
-
Pv = 0.50[kW/m3]
・三枚後退翼
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Pv = 0.05[kW/m3]
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Pv = 0.25[kW/m3]
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Pv = 0.50[kW/m3]
※上記写真、データは佐竹マルチミクス社の提供
【結果】
- HS604に比べて三枚後退翼は、槽底部にガラスビーズが停滞している様子が確認できます。
- 単位体積当たりの撹拌動力Pvを上げても、フローパターンが変わらなければ、槽底部の停滞は解消されないことが分かります。
このような用途に
- 反応、スラリー均一分散、晶析、沈降防止
- 槽内の撹拌による流動状態を観察したい