グラスライニング × ガラス
フラッシュバルブ ✕ ルッキングガラス
視認性・耐薬品性に優れた抜出ライン
グラスライニング反応釜の排出口に取り付けるフラッシュバルブにルッキングガラスを接続することで、抜き出し液の状態を多方向から目視で把握することを可能にします。
接液部はグラスライニング(ガラス)、ホウケイ酸ガラスが主となり、耐酸、耐熱性に優れた設計となっています。
特徴
抜き出し液を簡単に確認
グラスライニング反応釜の排出口に取り付けるフラッシュバルブに
ルッキングガラスを接続できます。これにより、抜き出し液の状態を多方向から目視で把握することができます。内容液を確認しながら分液作業も行えます。また、のぞき窓のようにライトで照らさなくても明るく見えるため、製品確認工程の精度向上にお役立ていただけます。
高い耐酸・耐熱性能
接液部は主にグラスライニング(ガラス)、ホウケイ酸ガラスのため、耐酸性、耐熱性に優れています※。
・許容温度範囲:-30℃ ~ 175℃
・接液部材質:グラスライニング、ガラス、PTEE
※フッ酸、リン酸、約40℃以上のアルカリ溶液除く
仕様
GL HAKKO製フラッシュバルブ
寸法 | 50A ✕ 40A、 80A ✕ 50A、 100A ✕ 80A、 150A ✕ 100A |
シール部 | Vパッキン式、ベローズ式 |
動作方式 | 手動、自動(エアー式) |
オプション | 測温抵抗体、リミットスイッチ 他 |
AGI製ルッキングガラス
長さ | 100 mm、200 mm、300 mm |
呼び径 | ¾B、 1B、 1½B、2B、 2½B、 3B、 3½B、 4B、 5B、 6B |
肉厚 | 4 mm ~ 9 mm |
上記以外のサイズも特注にて対応可能です。
ご要望によりルッキングガラス部に
破損防止・飛散防止対策を実施させていただきます。
ガラス×グラスライニングでできること
安全かつ反応槽の中が見える
グラスライニングを施した金属製の反応容器に、ガラス製のカバーを組み合わせて製作することも可能です。反応容器に機器などが接触した際にも、容器が破損して内容物が周囲に飛び散る危険性を軽減できます。さらに、ガラスカバーから内部を目視にて確認することができます。
また、オイルやスチームなど既存の熱媒システムを活用できるため、新たな設備投資の必要がありません。
スケールアップをトータルコーディネート
ラボスケールの実験機から生産スケールの実機まで、反応釜や撹拌翼を同様の条件でスケールアップ・スケールダウンすることができます。
これにより、容量や伝熱比、撹拌条件などの忠実な再現が可能となり、実機とほぼ同様の環境で実運転検証をすることができます。
AGIの三重管反応容器 | 他製品 | |
反応槽の内径:高さ | 1:1 ~ 1:1.5 | 1:1 ~ 1:2.5 |
底面形状 | 一般的なグラスライニング反応釜の相似形(10%鏡板) | 半球形鏡板・その他 |
AGIのガラス製反応釜は、縦横比や底面の形状など、GL HAKKOで製作される一般的なグラスライニング反応釜の相似形となっています。