熱媒ホース<IHSFシリーズ>
高性能恒温槽対応ホース
柔らかさと断熱性を両立!
柔軟性に優れた断熱ホースです。
使用温度-90 ~ +250℃までカバーでき、これ1本で高温実験から低温実験まで様々な実験に対応できます。
特徴
限られたスペースでの配管を可能に
分厚い断熱材に覆われた熱媒ホースは思うように曲がらず、 「場所を取る」「機器配置が思った通りにならない」といった問題がありました。
しかし、柔軟性に優れたAGIの熱媒ホースを使うことで、望んだ位置への配管が容易になり、機器配置の自由度が増し、省スペース化も可能となります。
よく曲がるため、ドラフトチャンバー内のように限られたスペースでの配管も容易に行えます。
接続部への負荷が少なく ガラス機器の接続に最適
弾性が強く重量があるホースをガラス機器への配管に使用すると、ガラスに負荷がかかり破損の原因となります。
ガラス機器メーカーのAGIが考えたこの熱媒ホースは、これまでの熱媒ホースに比べ、その柔軟性によってガラスに対する負荷を最小限にし、より安全にガラス機器をご使用いただけます。
-90 ~ +250℃の幅広い使用温度範囲
温度範囲の広い循環型恒温槽に対応する使用温度範囲(-90 ~ +250℃)。
これ1本で高温実験から低温実験まで様々な実験に対応することが可能です。
接続簡単! 抜け漏れに強い!
ホースバンドを使用した固定では、増し締めをしないとホースの熱膨張・熱収縮により漏れ・抜けが発生する可能性が高くなります。
AGIの熱媒ホースでは、接続部に主要循環恒温槽では一般的な接続サイズであるM16・M30ネジを採用し、 漏れ・抜けの不安を減らします。
高い断熱性能でエネルギーロスを最小限に
肉厚のシリコーンスポンジを採用。断熱性が高く、放熱を防ぎ、熱媒のエネルギーロスを最小限にとどめます。 これにより循環型恒温槽の能力をあますことなく伝えます。
【断熱性試験】
1.AGI熱媒ホース(M30)と他社製熱媒ホースを直列に接続
2.恒温槽内の熱媒を ①室温から280℃まで昇温 ②室温から-90℃まで降温
3.熱媒ホース各位置の温度変化を測定
〈試験結果〉
仕様・価格
コードNo. | 型式 | 接続部 | L (mm) | キャップ外径 (mm) | ホース外径 (mm) | 価格 |
3395-16-1000 | IHSF16-1000 | M16 × 1 | 1,000 | Φ50 | Φ45 | ¥80,500 |
3395-16-1500 | IHSF16-1500 | 1,500 | ¥103,500 | |||
3395-16-2000 | IHSF16-2000 | 2,000 | ¥126,500 | |||
3396-30-1000 | IHSF30-1000 | M30 × 1.5 | 1,000 | Φ63 | Φ58 | ¥103,500 |
3396-30-1500 | IHSF30-1500 | 1,500 | ¥126,500 | |||
3396-30-2000 | IHSF30-2000 | 2,000 | ¥161,000 | |||
3396-30-3000 | IHSF30-3000 | 3,000 | ¥195,500 |
・使用温度範囲:-90 ~ +250℃
・接続部形状:M16 × 1(IHSF16) / M30 × 1.5(IHSF30)※
※一部恒温槽ではM24、M38など異なるサイズがあります。ご注意ください。
動画紹介
-
製品紹介
ご使用に関する注意点
- 断熱材が膨潤するため、シリコンオイルが付着した状態で使用しないでください。 付着した際はウエスなどを用いて、早めに拭き取ってください。
- 接続時にはMネジ部に焼付防止潤滑剤を塗ってご使用ください。