Cowie社製 ユニバーサルスターラーガイド
撹拌シールの”削れカス”で
お困りの方に!
削れカスの混入が少なく、反応槽へのコンタミにお悩みの研究者の皆様へおすすめの撹拌シールです。
接液部には耐薬品性に優れた材質を使用しています。
特徴
削れカスの混⼊を軽減!
従来の撹拌シールでは、撹拌棒と撹拌シールの摩擦により削れカスが発生し、反応槽に混入することがありました。
ユニバーサルスターラーガイドは摺動部がPEEKとガラスの組み合わせのため、削れカスが発生しにくい仕様です。
そのため、晶析実験やPTFEの削れカスによるコンタミを嫌う実験など、撹拌シールからの削れカスにお困りの方におすすめです。
優れた耐薬品性
接液部には耐薬品性に優れた材質を使用。
また、ガラスボールベアリングの使用により、錆びることなく、なめらかな回転を維持できます。
- 接液部材質:PTFE、PEEK、PEEK filled PTFE※、ホウケイ酸ガラス-1
※材質:20% PEEK + 80% PTFE
仕様・価格
コードNo. | 摺合せサイズ | シャフト径 (mm) | 摺合せより上長さ (mm) | 価格 |
3347-1047 | 24/40 | Φ8 | 96 | ¥56,400 |
3347-1057 | Φ10 | ¥56,400 | ||
3347-8972 | 29/42 | Φ8 | ¥56,400 | |
3347-1067 | Φ10 | ¥56,400 | ||
3347-1127 | 45/50 | Φ16 | 110 | ¥71,300 |
【材質】
[接液部]ホウケイ酸ガラス‐1、PTFE、PEEK、PEEK(20%) filled PTFE(80%)
[シール部]PTFE
・適合シャフト※1材質:PTFE 、金属 、ガラス(ホウケイ酸・石英)
・気密性:低真空向け
・使用圧力範囲:[減圧]~ 666 Pa [加圧]0.020 MPa ~ 0.034 MPa
・許容回転数※2:[連続使用時]500 rpm [断続使用時]800 rpm
※1 撹拌羽根はシャフト公差±0.1 mm以内のものをご使用ください。
ブレやリークレートに影響を与えます。
※2 摩擦により過熱される場合があります。
※上記の数値は本品単体の仕様です。装置に組み込む等、ご使用の条件次第では
この数値が満たされない場合があります。
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ベアリングシール(消耗品)
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ロックナットパック(消耗品)
消耗品
商品名 | コードNo. | Φ (mm) | 価格 |
ベアリングシール | 3347-518BS | Φ8、Φ10 | ¥4,600 |
3347-526BS | Φ16 | ¥5,800 | |
ロックナットパック | 3347-518RP | Φ8 | ¥1,200 |
3347-510RP | Φ10 | ¥1,200 | |
3347-516RP | Φ16 | ¥1,200 |
実験データ
削れカスの発生
試験運転条件
容器:1,000 mL
容量:800 mL
撹拌回転数:約150 rpm
連続運転時間:77時間
実験結果
目立った削れカスは確認されませんでした
リーク量
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実験フロー図
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容器内圧力の変化
※経過時間は真空ポンプ停止後の時間です
ご使用に関する注意点
- 減圧下の反応など、気密性が要求される用途には適していません。中真空以下でのご使用はおすすめできません。
- 撹拌棒とモーターの正確なセンター出しが必要です。 取り付け時の軸ズレが大きい場合、シールとベアリングの損傷の原因となります。 また、撹拌棒と静的部品が接触して、反応器内に削れカスが入り込むおそれがあります。
- 腐食性の高い物質を使用した場合、ベアリングシールのシール性が劣化することがあります。その際にはベアリングシールの交換をおすすめします。