プラントタイプ
反応ろ過装置(フィルターリアクター) – 手動昇降式 –
「反応」と「ろ過」を1台で完結。
時間短縮・コスト削除・省スペース
反応とろ過を1つの装置で行うことができます。
反応操作後のサンプルを移し替えることなく固体と液体に分離できるため、溶解操作後の不純物や溶け残りの除去、晶析操作後の結晶のろ過分離に適しています。
固相合成にも応用できます。
特徴
最大限の伝熱面積&最小限のデッドスペース
フルジャケットデザインにより、上部から下部まで熱媒の力をしっかり伝達。
フラッシュバルブがデッドスペースを最小限に抑えます。
二重シール構造による高いシール性
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二重シール構造
接液部材質 : PTFE、FFKM、PFA -
ろ過部の構成
ケーキの回収を容易にする昇降機構
容器とろ過部の位置合わせを、工具無しですることができます。
また、ろ過部を手前や奥にスライドできるため、ケーキを簡単に取り出すことができます。
ろ過部最大昇降幅 | |
10 L | 660 mm |
20 L | 560 mm |
30 L | 540 mm |
多彩なポート構成
全て40Aの多目的ポートです。使いやすいように圧力計や温度センサーの位置を自由に変更することができます。
選択可能な撹拌羽根
PTFE製※の撹拌羽根を標準の3種類から選択いただけます。
ご要望に合わせて、形状や材質を変更して、特注の撹拌羽根を製作することも可能です。
※SUS + PTFEコーティング
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アンカータイプ
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ピッチドパドルタイプ
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三枚後退翼タイプ
オプション
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バッファタンク
・フラスコ(20 L):ろ液を回収することができます。
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ベントバルブ、ドレンバルブ、熱媒ホース
・ベントバルブ、ドレンバルブ:迅速かつ簡単に媒体を排出できます。
・熱媒ホース:高い柔軟性と断熱性を備えたホースです。
その他にも様々なオプションをご用意しています。詳しくはカタログをご覧ください。
仕様
反応槽容量 | 10 L、20 L、30 L |
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ろ過面積 | 317 ㎠ (10 L)、 514 ㎠ (20 L)、 711 ㎠ (30 L) |
反応容器種類 | 二重管式 (フルジャケット) |
反応槽内許容運転圧力 | Full Vacuum ~ 常圧 |
媒体槽内許容運転圧力 | Full Vacuum ~ +0.05 MPa G (+0.5 bar G) |
許容温度 | -90℃ ~ +200℃ (ΔT : 110℃) |
・こちらの製品に撹拌機、恒温槽、熱媒ホースは含みません。
・微加圧などでのご使用希望の際はご相談下さい。
※反応槽内許容運転圧力 : 最大0.05 MPa G まで対応可能です。
導入事例
大手化学メーカー様
地域: 日本
製品: 反応ろ過装置、反応装置
動画紹介
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装置紹介
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動作テスト
特注製品(Gold Label)
ご希望の仕様に合わせてカスタマイズ可能です。
お客様のイメージを形にするため、お客様と一緒に考え、最適なご提案をいたします