ラボチューブ
抜けにくい・漏れにくい!
取り付け簡単な配管用ガラス管
これまでは実験・研究において、ガラス管とPTFE等の継手の接続で、「漏れやすい」「抜けやすい」という問題がありました。また、フェルール付の継手を使用すると、抜けにくくはなりますが、付け外しが面倒でした。
「ラボチューブ」は、ガラス管に独自の窪み加工を施すことで、これらの問題の解消に成功。窪みのない従来品と比べるとはるかに抜けにくく、付け外しも簡単な配管接続が可能です。
特徴
簡単取り付け
ガラス管先端部を継手本体に差し込み、ナットを締めるだけで簡単に取り付けられます。取り外しも簡単です。
使用継手:Flowell 30 シリーズ ユニオン
※他社製の継手を利用すると漏れや抜けの原因となりますので、弊社推奨品をご使用ください。
しっかり固定
一定の水圧をかけても抜けません。チューブが脱落する心配なく、安心してご使用いただけます。
※測定温度:室温
※締付トルク:Φ8 / 0.5 N・m、Φ10 / 0.8 N・m、Φ12 / 1.0 N・m
※素管・ラボチューブ使用継手:Flowell 30 シリーズメイルコネクター(R3/8)
※3.0 MPaまで測定
(フェルール付継手は3.0 MPaでも破裂・破損・抜けなし)
※上記の数値は測定値であり、耐圧保証値ではありません。
仕様
材質 | ガラス管 外径 (mm) |
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ホウケイ酸ガラス | - | Φ6 | Φ8 | Φ10 | Φ12 | - | - | Φ19 |
石英ガラス | Φ3 | Φ12.7 | Φ13 |
推奨継手:フロウウェル社「Flowell 30 シリーズ」
※他社製の継手を使用した場合、漏れや抜けの原因となりますので、AGI推奨品をご使用ください。
接続事例
- 液・ガス接触反応時の、キャピラリー管の配管脱落防止。
- 不活性ガス置換時の、真空ラインによるプロセスへの接続。
- ポンプを使った供給液の仕込みラインの接続。
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バーナー+ラボチューブ+シリコンチューブ
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石英槽+ラボチューブ+PTFEチューブ
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ガス洗浄瓶+ラボチューブ+PFAチューブ
ガラス製品のノズルや管をラボチューブ仕様にすることで、各種チューブにしっかりと接続できます。
お手持ちの製品にラボチューブを取り付けることも可能です。
このようなお悩みにラボチューブ
- ガラス管と樹脂チューブの接続に樹脂継手は使っているが、ガラス管が継手から抜けてしまう。
- 真空ライン、液の移送ラインを直線的に組み立てたいが樹脂チューブだけでは曲がってしまう。
- 実験ごとに配管の交換が必要な場合でも、樹脂継手は繰り返し使いたい
Q. ガラスの配管ってどうするの? ~ガラス製各種継手~
ラボチューブの他にも、意外と知られていないガラス管と様々な材質の管との接続パターンをご紹介します。
接続でお困りのことがありましたら、お気軽にお問合せください。
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ラボチューブ
樹脂チューブとガラスの接続に
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テーパージョイント
汎用性を持たせたい場合に
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ボールジョイント
簡単に角度を調節したい場合に
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ガラスフランジ
しっかりとした確実な接続に
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NW/KF フランジ
ガラス×ガラス、SUS×ガラスに
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ネジ切り加工
樹脂や金属が使えないときに