ガラス × グラスライニング
スケールアップ・スケールダウン ソリューション
検証機から実機まで
スケールアップを
トータルコーディネート
AGIはお客様が求めるプロダクトを創出する上で必要な
各種装置を、検証機から実機までご提案します。
AGIのガラスとGL HAKKO社のグラスライニングがタッグを組むことにより、ラボスケールの検証機から生産スケールの実機まで、高い再現性でのスケールアップを実現します。
ガラス製 反応装置
内部観察しながら実証実験
視認性に優れたホウケイ酸ガラスで、実機と相似形の装置を製作します。
反応釜や撹拌翼を、同様の条件でスケールアップ・スケールダウンすることができます。容量や伝熱比、撹拌条件などの忠実な再現が可能となるため、実機とほぼ同様の環境で検証いただけます。
豊富な容量構成でスケールアップが容易に
ラボタイプは300 mLから2 Lまでと3 Lから5 Lまでの装置がそれぞれ同一架台を使用しているため、スケールアップが容易に行えます。※
また、二重管式反応容器は最大300 L、三重管式反応容器は最大100 Lまで特注製作が可能です。
※容器容量300 mL ~ 2 LはDN100ベッセルクランプをご使用ください。
※容器容量3 L ~ 5 LはDN150ベッセルクランプをご使用ください。
スケールアップを前提として設計された反応装置
AGIの反応装置はスケールアップを前提として設計されています。そのため、反応槽の縦横比や底面の形状など、グラスライニング反応釜の相似形となっており、実機とほぼ同様の条件で運転し、内部観察・データ収集を行うことが可能です。
グラスライニング製 反応機
金属の強度とガラスの耐食性を融合
グラスライニングは、腐食環境等から金属を保護するために金属の表面にガラスを焼き付ける複合材料です。
一般に金属は安価な工業材料で、加工性と機械的強度に優れていますが、耐食性が弱いという特性を持っています。
一方、ガラスは耐食性に優れ表面が滑らかですが、脆く割れやすいという欠点があります。
そこで、両者を焼結することで互いの欠点を補い合ったグラスライニング材料により、耐薬品性に優れた大型の反応機を製作することができます。
グラスライニングの特徴
※外部サイト(GL HAKKOホームページ)に移動します。
ハイブリッド反応装置
容器破損の危険を低減するグラスライニング反応釜と、視認性良好なガラスカバーや凝縮器などを組み合わせることで、安全な実験環境の下での経過観察を可能にした反応装置です。
実機と相似形の反応釜と撹拌羽根で、より実機に近い検証結果を得ることができます。
- 安全な実験環境
- 実機に近い検証結果
- 設備投資を最小限に
高性能撹拌翼
高い技術を誇るGL HAKKOの撹拌翼
※佐竹マルチミクス社のスーパーミックスシリーズ(外部サイト)など、各撹拌翼メーカーの製品もご提案可能です。
このようなお悩みに
- 実機でうまく撹拌できるか不安なので、撹拌効率を確認したい。
- 要求処理量をこなせるか不安なので、計算値がどれくらいの精度か確認したい。
- 実機で起こっている問題を検証したいが、実機でテストができない。
- 実機での生産を改善したいが、製品に影響を与えられないのでテストできない。
- 実機を別の用途に転用したいが、試すコスト・サンプルが用意できない。