用語集

ホウケイ酸ガラス

ホウケイ酸ガラスとは、ホウ酸を混ぜて熔融し、軟化する温度や硬度を高めたガラスである。
耐熱ガラス、硬質ガラスとして代表的な存在。
ボロシリケイトガラス、パイレックス (PYREX;アメリカのコーニング社の商標) などとも呼ばれる。

耐熱性・耐薬品性に優れていることから、現代ではほぼ全ての実験用ガラス器具がホウケイ酸ガラスでできている。
ホウ素の原子量が小さいため、通常のガラスより密度が低く、熱膨張率は通常のガラスと比べて3分の1程度である。そのため温度差に起因する熱応力が減少し、熱衝撃に強くなっている。

高融点やUV透過性は石英ガラスに劣るが、石英ガラスに比べると加工が容易で安価である。

また、ホウケイ酸ガラス製の器具を用いると、微量であるがガラス中のホウ素が溶出するため、ホウ素の分析では、ホウ素を含まない素材(軟質ガラス、石英ガラス、合成樹脂等)の器具を使用するのが望ましい。

関連キーワード

石英ガラス